生協さえき病院について
生協さえき病院は、地域包括ケア病54床1棟(地域包括ケア病棟入院基料1)、医療療養病床60床1棟(療養病棟入院基本料1)の病床を有しています。
地域包括ケア病棟では、主に急性期病院での治療を終えられた方の在宅生活を可能にするためのリハビリ等を行っています。また、在宅療養をされている方を受入、再び在宅へ戻られるように入院医療を行っています。
外来の診療科目
外来の主な診療科は、内科一般と整形外科です。
地域の高齢者のいのちとくらしを支えるため、日々診療を行っています。外来での通院が難しい方には、ご自宅や施設へ在宅診療を行っています。各種健康診断や予防接種にも力を入れています。
検査機器 | X線CT、X線TV、上部・下部内視鏡、心電図、ホルター心電図、肺機能検査、 骨塩定量測定器、眼底カメラ、超音波検査機器 |
各種健康診断 | 事業所健診、特定健診、特定保健指導、被爆者健診、被爆者二世健診、 肺がん検診、胃がん検診、骨粗鬆症検診、協会けんぽ健診等 |
通所リハビリテーションを併設しており、ご自宅に退院される際、在宅生活を支える1つとしてご利用頂けるのも喜ばれています。通所リハビリは月~土に運営しており25~30名程度の方が利用されています。
また、同じ建屋に「生協さえき歯科」があり、入院生活中の口腔ケアはもちろんですが、地域の歯科として人気です。特に予防歯科に力をいれて歯周病予防や虫歯予防に取り組んでいます。
私たちの取り組み
当院の理念、「あんしん、なっとく、きょうどうの、健康づくりをすすめます。」を目指して、下記の取り組みを実践しています。
◆十分な情報の提供・利用者の納得に基づき、利用者の意志決定・人権とプライバシーを尊重した医療活動を行います。
◆教育・研修活動をすすめ、診療の質の確保、看護・介護の適切な提供、療養環境と患者サービスの向上に努めます。
◆安心してくらし続けられる「明るいまちづくり」をめざして、地域における保健・医療・福祉・介護の連携をすすめ、発展に努めます。
当院は地域密着型の病院として、2005年に開院した生協の病院です。
生協は地域の方々(組合員)の出資により支えられています。出資頂いた出資金は生協の様々な活動に活用されています。
例えば、入院して個室に入った場合、通常の医療機関では個室代が別途かかってきますが、当院では個室代は頂きません。無差別平等の医療を信念に、個室代を頂かないという取り組みを開院時より続けています。
また、医療機器を購入するのにも出資金を活用させて頂いています。組合員として当院を利用された場合、健康診断や予防接種などいわゆる自費の料金を組合員価格でご利用いただけます。さらに、手ぶらでも入院頂ける入院セット(他社サービス)も組合員価格でご利用いただけます。その他、地域での組合員の繋がりを活かした健康づくりの活動にも参加頂けますので、退院後の生活も安心頂けます。
退院後訪問にも取り組んでおり、退院後の病状確認やくらしのサポートをしています。くらしの面では、当院相談室に医療ソーシャルワーカーが在籍していますので、くらしに関わるちょっとした悩みからお気軽にご相談頂けます。